添え物人生

可愛い子、大好き。
だけど野郎は大嫌い。
野郎は可愛い子しか見ない。
野郎は可愛い子しか撮影しない。
あたしは添え物。
義理で撮影されることしかない。
あたしにカメラが回る時。
それはフィルム(またはメモリ)が残り少なくなった時。
要するに適当なもんで手を打つんだ、奴らは。
要するにフィルム余ったから雌豚でも撮るかって腹だ。
その場でテメエの大事な眼レフ叩き割ってやろうか。
あたしを撮り終る。
フィルム(メモリ)が終わる。
奴らは取り替えようとしない。
だって「消費」が目的だから。
その場でメディア折ってやろうか。
その場でフィルムを引っ張り出してやったらどんなに楽しいだろう。
うっかり参加表明した催しがそんな状態になりそうで怖くてしょうがないです。
信用なんか出来ない。
あの日の屈辱が忘れられない。*1

*1:数年前、恐ろしい程の添え物扱いを受けて耐え切れずに帰った過去がある。あの日の帰りに食べた甘いものの味は今も舌に残っている。