「ヴィタール」鑑賞終了

http://www.vital-movie.com/
後半がもう、鬼気迫ってて凄かった。
現実と非現実の融合。
多分涼子と過ごしている時間のほうがどうしたって非現実なのに
「こっちが本当なんだ」と思い込んでしまう狂気(としか思えないけど、気持ちは解る)
途中で郁美のキャラがどんどん変わっていくのがまたアレだし。
博史も博史の中の涼子も、郁美も不器用すぎて見てられない。
博史の父親と教授のやり取りは伏線?なのかと思ったらまた違うし。
でも涼子の「あたし死にたくなかった」が一番しんどかった。
博史の「ずっとここに居るから、ずっと一緒だから」もまたしんどくて。
そんな事無理なのに、そう言ってしまう気持ちが解ってしまって
哀しくてどうしようねこれ、みたいな。
最後の「博史はまだ生きなきゃいけないんだからわかんないよ」とかね。
あたしが死ぬ前に思い出す風景って、何なんだろう?
でもあたしはまだ生きなきゃいけないのかもしれないから、解らないかな。