うれしいこと。さみしいこと。

矢張り去年一昨年は恵まれすぎていたのだと思う。
今年の2階に作られた花道は通られる事の無い通路同然だった。*1
オーラスになるとそれは酷くなり、
双眼鏡と眼鏡で見えない顔を必死に追うだけ、だった。
確かに聞きたかった曲は聞けたし、
規制退場アナウンスを遮ってダブルアンコールに答えてくれたのも嬉しかった。
それはそれで幸せだったんだけど、
何か、胃の中に入れたものが消化しきれない感じがした。
去年・一昨年のクオリティを求めるのは難しいかもしれない。
しかしアレだけ大々的に特注ステージと銘打っておきながら
私には初めて行った6枚目のアルバムのコンサと変わらなかった。
何が違うのかすら、わからなかった。
ただビジョンに映る映像は可愛かったし
苗場合宿も見れたのは嬉しかったけど。
こうやってうれしいことを拾って行かないと
折角「くやしいけど、だいすき」に傾いた気持ちが揺らぐ。
韓国→FNS→コンサで疲れて居るのはわかる。
だけど貴方たちは「アイドル」だ。*2
貴方たちには沢山のコンサートの一つかもしれないけど、
あたしには今年最初で最後なの。*3
もしかしたら本当に初めてで、貴方たちの粗相で
もう来ない人も居るかもしれない。
酷いかもしれないけど、
「アイドル」の「疲れた」は言い訳にならないと思う。
何かしら、解決策があるはずだから。
コンサートの「だいすき」は一過性のテンション。
どうかあたしをこれ以上失望させないで。*4
実際、あたしは隣のブーイングを聞いてしまったの。
だからこんな事を書くの。
だからあたしの心は「宙ぶらりん」なの。
すき、きらい、すき。
あたしの心が戻るのは、まだもう少し、かかりそう。

*1:いや一応通ってはいたけど、以前は通ってきたメンバーが全員端から端まで歩いて来ていた

*2:私生活を公にしろとは言わないけど(興味無いし)せめて公の場では嘘でも愛想振り撒けよ、と言いたいの

*3:金欠もあるが基本的に場数を踏まないタイプ

*4:いやいとしい人と末っ子さんは端まで来てくれたけどその他のみなさんは自分のポジションである程度手を振った後そそくさと降りていった