それでも向き合わなければいけない時が来る

それは今だ、と思って
再度メールと電話。
答えは出ないままだったけど、
言いたい事は言えた。
母親の答えは「来年、温泉でも行こうか」だった。
それで良いと思った。
どうしても泣いてしまうので、聞き取りづらいことこの上なかっただろうけど
あたしは母親と向き合わなければいけない。
21年、抱えてきたトラウマを
断ち切らなければいけない。
母親が家に居た時に両親(祖父母)に言われた言葉等を私的に解釈すると、
やっぱりこれは「輪廻」だと思った。*1
というか、DVを受けた子供がDVを繰り返す様に
両親に愛されなかった子供が懸命に子供を愛そうとしても、
それは繰り返されてしまう。
そう思った。
あたしで断ち切るべきだ。
あたしは断ち切るべきだ。
結婚する予定も子供を生む予定も無くても、
「いつか」のために、きちんと向き合うべきなんだ。
父親に関しては、不登校に関して感情的だったのと(小学校時代ランドセル捨てられたりしたし)
二人で居た時に色々話したりしたので、特にそういった歪んだ感情は無い。*2
母親は全てを受け入れてくれた。
それが逆に不安にさせた。
だからどんな楽しい記憶よりも
「アンタなんか大嫌い」という言葉だったり
背後から蹴り飛ばされた記憶だったり
プチ家出しても探してくれなかった記憶ばかりが
思い出されて来るんだ。
勿論3歳の記憶の弊害としての見方もある*3
昨日も「(妹の名前)と(弟の名前)居れば全てオッケーじゃん」と言いかけたし
妹が生まれた直後に色々あった、と言われても
「別に覚えてない記憶だから良いじゃん」と言ってしまった。
そもそも知らない記憶より残っている記憶の方が問題なんだから。
本人の頭の中に無いんだからどうだって良いじゃない、そんなの。
それより今はあたしの話なんだから、あたしの話を聞いてよ。
そう思った瞬間「だから嫌なんだよ」という言葉が頭を過ぎった。
母親は全員に愛情をかけようとして
結果的に失敗してしまっている、と思う。
兄弟全員メンヘラー(まぁ妹は軽いけど)がいい証拠だ。
結果的に、みんな何処かに傷を負ってしまった。
念のため言うけど、それぞれの傷に関して、当然母親は直接的な理由ではない。
みんな職場だったり学校だったりで負った傷だから。
ただそれに対して誰も何も言わなかったからな…。妙な愛情が働いて。
「両親や兄弟に迷惑をかけてはいけない」っていう。
だからフォロー出来なかったんだと思うし。
…結果的に全員今迷惑かけてますけど(爆)
とりあえず、母親が本当に心配している、という気持ちだけはなんとか汲み取れた。
退院直後は「ああ、あんなところで死なれたら貸すとき困るもんね」だったからなぁ(最低)*4
帰ったらまた、ゆっくり話さなきゃ。

*1:あたしの場合被害妄想だけど

*2:ただメンヘルに全く関心が無いので、その点に関しては諦めている(笑)

*3:その度に「やっぱり私、要らない子」と思ったから

*4:「あんなところで死なれても困る」という発言に対するあたしの思考。一人不幸上手としか言い様がない