幸せな記憶

夜中にブランコに初めて乗れたのはいつだ、
滑り台をきちんと身を起こして滑る事が出来たのはいつだ、と
意味のあるのだかあるのだか解らない事を思い出しているうちに
少しだけ思い出せた記憶がある。
家族で行った公園であたしだけ土の滑り台を滑れなかった事…は
また妹を憎み始めるので封印するとして(汗)*1
滑り台を滑る時に母親に支えてもらった事*2
だけど滑る時は自力で上体が起こせないから結局フリーフォール状態だったんだけれども(笑)
それと。
まだあたし一人だった頃の記憶。
夕暮れの公園。
「セリちゃん、もう帰ろうよー」という母親の声。
「んー」と言って帰ろうとしないあたし。
そうやってあたしは夕暮れが夜の闇になるまで遊んだ。
母親はそんなあたしに付き合ってくれた。
真っ暗な家までの道を、手を繋いで帰った。
後、これ多分あたしだと思うんだけど(妹だという説もある。これだから人の記憶って曖昧なのよね)
父親か母親(あたしの記憶では父親)に抱っこされたまま雑貨屋?に入って
持ってたブレスレットをうっかり掴んだまま持って帰ってきてしまった(汗)*3
後は海に行ったことをおぼろげに思い出したり
父親とやる遊びが何故かミット打ちとスパーリングと相撲とキャッチボールだったのを思い出したり*4
公園の記憶以外は今打ちながら思い出したりずーっと覚えている事だったりするんだけど
公園の記憶はようやく思い出した、やっと会えた!っていう感じがして
思い出した時はぼろぼろぼろぼろぼろぼろ泣いて
「有難う」が止まらなかった。
その時だけは「あたし、生まれて来てよかったんだ」と思えた。
…まぁその次の日にその幸せは踏みにじられるんですけれども(笑えない)

*1:妹はあたしよりは運動神経が良かった。というかあたしが劣りすぎていた。

*2:支えていないとあたしはマトモにひっくり返ったらしい。要するに腹筋無かったんだな昔から…

*3:子供ってよくあるよね…ていうか皆気付こうよ(汗)

*4:おかげで今でも上投げでかなり速いストレートが投げられます…orz