なんもない

淋しいと言ったところで
誰かが来てくれたり
電話をくれたりする訳じゃ無い
弱さを楯にして人に頼るなと
皆がきっとそう思っているだろう
だから黙っていた
ひたすらしまい込んだ
飲み込んだ腹の中で
熔けるまで待った
今の私には誰も手を貸さないから
その結果が酷い不安感と睡眠障害昼夜逆転現象か。
我ながら馬鹿馬鹿しい結果だ。
酷い不安感に頭を抱えて叫び
パズルをひたすら解いても
心に巣食った恐怖心が拭え無い
実家には帰れない
きっと放っておかれたり疎まれたりするから構うと治りが遅くなると
妹の主治医が言ったそうだ
もし家族がそれを鵜呑みにしていたら
私の居場所など何処にも存在しない
あの時と同じ。
私は何時だって、見付けて欲しかったのに。今の私に味方は居ない
そろそろ限界が来たみたいだ
眠る事すらままならない
後はひたすら、壊れていくだけ。